野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

日ハムの事、家族の事、子供の事等日常を綴っているブログです。

【日ハム】怪我で代打出場が続く中田翔。どんな時でも中田翔の活躍を期待してしまう理由。

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

8月8日の練習中に左足首を捻って故障した中田翔選手。これで今季2度目の故障となってしまいました。この怪我の影響で2試合連続スタメンから外れましたが、8月10日以降は代打として出場。打席では故障前と変わらない豪快なスイングを見せてくれ相変わらず中田翔選手への期待が止まりません。

今回は中田翔選手の怪我の具合や中田翔選手の活躍を期待している理由などを書いていこうと思います。

 

 

中田翔が怪我した左足首の具合は?

練習中に左足首を怪我をしてしまった中田翔選手ですが、その怪我の具合はどの程度のものなのでしょうか。最近日ハムの選手が怪我をしても詳細情報があまり出回ってない気がするのですが、今回はツイッター上で新聞の切り抜きを上げてくれている方がいたので引用させていただきました。

 

 

これを読むと中田翔選手の怪我の具合は、思ってるより深刻なものになっていそうです。怪我をした8月8日の練習後に受けた診察では、靭帯などにも異常が見られ当面安静が必要なほど悪い状態のようで栗山監督も「丁寧に見ていかないと」と今後の起用について慎重に判断するようなコメントを残しています。

 

これはまたいつものパターンでしばらく様子を見た後に「やっぱりダメでした」って事で2軍調整かな?なんて思っていたら、この情報が流れた2日後の8月10日には代打で起用されており、新聞に書かれている情報よりは軽症なのかな?何て事を思いました。

 

しかし、これは日ハムの台所事情が深く関わっているのではないかとも考えられる起用じゃないでしょうか。

 

怪我をしても中田翔を起用せざるを得ないチーム事情

7月上旬に故障をした大田泰示選手も今回の中田翔選手と同じく足の怪我をしましたが、様子を見ながらと言う事で2軍でのリハビリ期間も設けずに1軍に帯同したまま代打での出場が続いていました。

 

【日ハム】怪我の回復具合は?大田泰示の起用法に変化あり!スタメン復帰は秒読みなのか? - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

 

足を怪我するというのは非常に厄介なもので、代打+代走が付き物になってしまいベンチメンバーを多く消費するリスクがあります。しかし、そのリスクを背負いながらでも長打で空気を変えてくれる存在がいない事こそが、怪我をした大田泰示選手や中田翔選手を1軍で起用せざるを得ない理由でありチームの苦しい台所事情を表しているのだと思います。

 

そんな事情がありながら代打で出場を続けている中田翔選手ですが節目年(10年目)FA権取得となる今季は4番を外れるなど過去に例を見ない程に苦しいシーズンを過ごしており、そんな中今季2度目の怪我をしてしまった事でその立場は非常に厳しい所に立たされています。しかし私は信じています。プロ入りから10年経った今でも中田翔が持つ力はこんなものではないと。

 

中田翔の活躍を期待してしまう理由 

どんな逆境に立たされても、どんなに期待を裏切られてもそれでも中田翔なら何とかしてくれる、中田翔の持つ力はまだまだこんな物じゃないと中田翔選手の活躍を期待してしまう理由の一つが今から6年前に読んだnumberの記事です。

 

大阪桐蔭・西谷監督の炯眼恐るべし。中田翔と浅村栄斗、覚醒の理由。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

 

私はあまり高校野球に興味がなく、正直高校時代にあれだけ騒がれていた中田翔選手についてもプロに入るまであまりよく知りませんでした。恐らく日ハムに入団していなかったら中田翔選手を信じている理由の一つとなったnumberの記事も読んでいなかったかもしれません。

 

このnumberの記事では、中田翔選手が高校時代を過ごした大阪桐蔭の監督である西谷監督がプロ入りした教え子たちがどのような活躍を見せてくれるか当時を振り返りながら話をしてくれている記事です。

 

中田翔はウサギ?

その西谷監督は当時プロ入り2年目だった中田翔選手の事についてこう話しをしています。

 

「よくここまできましたよ。正直、もっと時間がかかると思った。2年目の時点で比べたら、中村よりも中田の方が数段上でしょう。でも、まだまだこっからですよ。彼はウサギですから。やったらこんなもんじゃない」

 

中田翔選手のプロ入り2年目と言えばファーム記録となるシーズン30本のホームランに加えてタイ記録の95打点、打率も3割2分6厘と圧倒的なファームとは言え圧倒的な成績を残したシーズンです。こんな成績を残した中田翔選手を見ても西谷監督は「こんなもんじゃない」と言い放ち、その理由を中田翔選手が「ウサギ」だからとしています。

 

中田翔選手がウサギと言うのはどういう事なのか。それは高校時代1年生から投手としての才能を見せつけていた事がルーツになっているようで、驚異的な才能を持ちながらもその才能に過信していた中田翔選手の事を童話の「ウサギと亀」に例えて「ウサギ」と表現しているんだと私は解釈しました。

 

「打者」中田翔は才能だけで高校通算87本塁打

西谷監督は投手としての中田翔選手を「松坂大輔ぐらいの投手になる」と思っていたようですが、右ひじを怪我したことでそれは幻に終わってしまいました。しかし怪我をした中田翔選手はその後も投手として熱心に指導を仰ぐも打撃に関しては興味がなかったようで「打順が回ってきてガンっって打って当たったらホームラン」を積み重ねいつしか怪物と呼ばれる存在になり、打者としての引き出しがない中田翔選手がプロで結果を残すのには時間がかかるとみていたようです。

 

しかし、打者としての才能も持ち合わせていた中田翔選手が野手としてプロ入りし打撃練習に興味を持った事で西谷監督の想像を超える速さで成長していたという話です。

 

そしてその経験値が低いながらも2軍で結果を残している中田翔選手をみて冒頭の「やったらこんなもんじゃない」に繋がります。

 

実は期待している中田翔の活躍

この記事を読んだ事がない人でも中田翔選手はまだまだこんなもんじゃないと実は密かに活躍を期待している人って多いんじゃないでしょうか?

 

中田翔選手への批判って時に凄まじいものがありますよね。しかし考えてみるとごくごく普通の会社であっても出来ないと思われている人に批判や厳しい声は飛ばないじゃないですか?出来ると思っているからこそ厳しい声が多くなり、それは期待の裏返しって事がありますよね。

 

中田翔選手はこれまで2013年に残した成績や、クライマックスシリーズWBCで見せるクラッチヒッターとして活躍していて決して打てない打者ではない事を証明しています。だからこそ今の中田翔選手を見ているのがもどかしくついつい批判的な声を上げてしまうのではないでしょうか。

 

プロ入り10年のキャリアを持つと言ってもまだ28歳でこれからもう一花二花咲かせる事が出来る年齢です。

 

これまで「ウサギ」として成長を続けていた中田翔選手がプロの本物の壁にぶつかった事で今は「カメ」としてゆっくりと成長を続けていると信じ、今後真の意味で覚醒した姿を見せてくれることをいつまでも待ち続けます。