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【日ハム】2017年ここまでのFA・トレード移籍 戦力外もオフには更に・・・!?

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

○11月11日移籍情報更新

 

2017年もセ・パともにリーグ優勝チームが決まりましたが、クライマックスシリーズの枠を掛けて熱い戦いが繰り広げられていますね。セ・パ共に上位3チームはまだまだ今季の戦いが終わりませんが、我らが日ハムは残念ながら昨季の日本一チームとは思えない不調振りでリーグ5位でシーズンを終えようとしています。

 

レギュラーシーズンの終わりと同時に始まるのが来季に向けてのチーム作り。日ハムは2017年シーズン途中からトレードで人員の編成を行ったり、積極的に若手を起用するなど他球団より一足先に2018年に向けてチーム作りを始めていました。

 

そしてオフと言えばFAの話題ですね。特にFA権取得選手(中田翔大野奨太宮西尚生増井浩俊)については、シーズン中も様々な報道がされてきましたが、いよいよ本格的に獲得に向けての調査に乗り出した球団があるとの報道が出てきており、今後益々FA権取得選手の動向に注目が集まります。

 

と言う事で、2017年日ハムの選手のFA・トレード移籍についてまとめてみました。

 

※移籍情報については随時更新予定です。

 

 

2017年日ハム移籍・退団一覧

シーズン途中を含め、2017年に日ハムから移籍、または退団する事が確定している選手、コーチの一覧です。

 

投手 エスコバー トレード 横浜
投手 屋宜照悟 トレード ヤクルト
投手 谷元圭介 トレード 中日
投手 メンドーサ ウェーバー 阪神
野手 飯山裕志 引退 コーチ
投手 武田久 退団 未定
1軍コーチ 白井一幸 退任 未定
投手 榎下陽大 戦力外 未定
投手 瀬川隼朗 戦力外 未定
投手 宇佐美塁大 戦力外 トライアウト
2軍監督 田中幸雄 退任 休養
2軍コーチ 的場直樹 退任 ロッテ*1
2軍コーチ 黒木知宏 退任 未定
2軍コーチ 林孝哉 退任 アマスカウト*2
2軍コーチ 岩井隆之 退任 プロスカウト*3
投手 マーティン 退団 未定
野手 ドレイク 退団 未定

 

※1. ロッテ、的場直樹氏が戦略兼バッテリーコーチに就任 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

※2.ファームコーチ退任のお知らせ|北海道日本ハムファイターズ

2017年シーズンに日ハムが行ったトレード

日本のプロ野球では球団のイメージがあまりよくないトレード。2017年トレード期限(7月31日)までに全球団で4件のトレードが決まりました。

ご存知の通りその内の3件は日ハム絡みのトレードで、特に2016年日本一の立役者と言っても過言ではない谷元圭介選手のトレードは全日ハムファンだけでなくプロ野球ファンが驚いた事でしょう。

 

2017年日ハムトレード一覧

 

日付

選手

out

球団

相手

in

7/6 エスコバー DB 黒羽根利規
7/23 屋宜照悟 S 杉浦稔大
7/31 谷元圭介 D 金銭

 

改めてトレードを行った日を見ると全て期限月である7月に固まっている事が分かります。

トレードが行われる前(6月末時点)の日ハムの成績は、29勝42敗で借金13。この時点ですでに首位楽天と18ゲーム差、更にCS圏内である3位西武とも9.5ゲーム差を付けられていたのですから7月に動いて当然と言えば当然だったかもしれません。

トレードの内容を見ても、エスコバー選手と黒羽根選手、屋宜選手と杉浦選手、谷元選手と金銭なので2017年シーズン中に何とか巻き返してやろう!と言うようなトレードの内容でなかった事は明らかだと思います。

ちなみにトレードによって日ハムに新たに加入した選手達は移籍後どのような効果をもたらしたのでしょうか。

 

トレード移籍選手①:黒羽根利規

 

 

日ハム移籍後初のヒーローインタビューでお立ち台に上がりがっちりと日ハムファンの心を掴んだ黒羽根選手。また、今季大大絶不調の中田翔選手に対しても容赦なく接しているあたり、日ハム内においてもすっかり溶け込んでいる感じがします。

 

 

もちろんキャラクターだけで貢献しているわけじゃなく、若手が多い日ハム投手陣のフォローをしてくれるなどチームにとって欠かせない選手になりつつありますね。始めはエスコバーを返してくれ!とか思っていましたが、このトレードは非常に良いトレードだったと思います。

 

トレード移籍選手②:杉浦稔大

ドラフト1位で入団したヤクルトでは相次ぐ怪我に見舞われ、期待されて結果を残すことが出来ませんでしたが地元北海道のチーム日ハムに来たことで何かきっかけを掴んで欲しいと思っていた矢先・・・

 

 

お父さんになっちゃいました。

 

まだリハビリ中で2軍でも登板の機会はありませんが、栗山監督もその素質に惚れ込んでおり来期以降の活躍を期待したいと思います。

 

トレード移籍選手③:金銭

 

 

こいつの能力が発揮されるのは2017年シーズンオフからでしょう。金銭選手も今か今かと自身が活躍できる場での仕事に燃えているとか燃えていないとか・・・

 

ウェーバーによる放出選手

 

続いてウェーバーによる放出(結果的に移籍?)をされた選手を紹介します。

と言ってもウェーバーで日ハムを去ったのは、メンドーサ選手の一人だけなんですけどね。

 

放出(結果移籍)選手①:ルイス・メンドーサ

メンドーサ選手は奥さんの出産もあって日ハムからウェーバーに掛けられチームを去った選手でした。非常に愉快な選手で日ハムファンからも愛されていたメンドーサ選手との別れは非常に寂しいものがありましたが、、、、!

【日ハム】来季は日本国内他球団移籍?ハムのメンディーことルイス・メンドーサが今季途中退団! - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

直ぐにセ・リーグ球団阪神タイガースと契約してくれたことで日本球界でその姿を見る事が出来ています。

 

残念ながらまだ本来の力を発揮する事が出来ずに移籍後初勝利とはなっていませんが、阪神クライマックスシリーズへ進出するのでその時には、昨年のようなクラッチメンディーが見れると思うのでしばらくお待ちください。

 

FA権取得済み選手は移籍か?残留か?

 

2017年シーズン中にFA権を獲得したのが、増井浩俊選手、谷元圭介手、中田翔選手の3選手。その他、日ハムにはFA権を取得している選手が数人いますので一覧にまとめました。

 

日ハムFA権取得済み選手一覧

 

選手 海外FA 日本FA
増井浩俊 -
武田久
宮西尚生
大野奨太
飯山裕志
中田翔 -
矢野謙次

 

2017年にFA権を取得した選手を合わせて全員で7人がFA権を取得しています。海外FA権を取得していないのは今年FA権を取得した増井浩俊選手と中田翔選手だけです。

現在FA権を取得している選手達はこのオフに行使して他チームへ移籍となってしまうのでしょうか。それとも生涯日ハム宣言で残留してくれるのでしょうか。勝手に予想させてもらいます。

 

FA権取得選手①:増井浩俊

 

 

増井選手については以前、個別にFA権取得の記事を書いているので細かい話はそちらの記事を読んで頂けると幸いです。

【日ハム】増井浩俊国内FA権取得!?移籍?残留?気になるオフの動向は? - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

しかし、ここに来て増井浩俊選手はFA権を行使して他球団へ移籍するのではないかと思ってきました。

 

理由としては、今季こだわりを見せていたクローザーで納得できる成績を残せていないと言う点。

 

あれだけこだわって首脳陣に直訴してクローザーを任せてもらいながらも成績が今一では、2018年シーズン再度「先発投手として」と言う話が球団からあるかもしれません。

それでも増井浩俊選手はクローザーへの思いが強いので今回も簡単に首を縦に振る事はないと思います。

 

そこで取得したばかりのFA権を行使して、クローザーとして手を挙げてくれた球団へ移籍する。

 

最近はこう考えてしまうのですよね。幸い日ハムは2017シーズン中にマーティン選手の引き留めにも成功したので、マーティン選手を新クローザーに置き、今季成長した鍵谷陽平選手をセットアッパーに固定する事が出来るので、増井浩俊選手がFA権を行使したとしても積極的に引き留める事はしないと思います。

 

10月11日追記 

10月10日の報道によると「まずは日本ハムと話をしてみて。すべてはそれから」と語っている報道があり、日ハムとの話がまとまらなかった場合はFA権を行使すると捉えられるコメントも残しています。

 

10月30日追記

10月30日にFA権を行使するか否か判断する模様。増井浩俊選手は10月30日に2球団と2度目の交渉を行い、その話し合いを持ってFA権の行使に踏み切るか判断するとの情報が出ています。本人は「そのチームで自分が活躍するイメージができるところでプレーしたい。1年でも投げたいので長くできる環境も考えますし、もちろん金額もある」とコメントを残しています。

 

FA権取得選手②:中田翔

 

最近少しだけ調子が上向いてきたような感じがする中田翔選手は、やはり残留がベストだと思います。今季は打てていませんが守備での貢献はさすがだと思いますね。

【日ハム】国内FA権取得!中田翔の選択は移籍か残留か?実しやかに囁かれる3つの移籍先 - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

 

日ハム内野手のファーストへの送球コントロールがあまり良くないですがそれをこぼすことなくしっかりとキャッチしてくれているのは非常に大きいです。

来年こそは、中田翔選手の本当の力を見せてもらいたい!

 

10月11日追記 

10月10日の報道によると「まだ分からないけど、(球団から)いろんな話を聞けたらと思っている。今はそんな感じです」と語っている報道があり、他球団が自身に対してどのような評価をしているのかが気になっているようです。

ここまで中田翔選手については、獲得に名乗り出る球団が手を挙げたり降ろしたりと好き勝手に言われていますが、その噂通りなら現在「阪神オリックス」あたりが候補になるかと思います。

個人的には、「お前が必要中田翔」の通り日ハム残留を強く希望しますが、何か移籍してしまいそうな雰囲気が強くなってきましたね。

 

10月30日追記

中田翔選手の去就について新たに浮上しているのが阪神とのトレード説。先日のドラフトで(交渉権を獲得した)早実の清宮選手獲得の可能性が非常に高くなっている為、噂話レベルではありますがそんな話題が飛び出ています。

FA権取得選手③:大野奨太行使

大野奨太選手については、どうやら中日が獲得の調査に乗り出す報道が出ましたね。日ハムでは選手会長を務めている大野奨太選手ですが、今季は右腕の故障などでアピールポイントの肩で本領発揮出来ていません。しかし、それに目を瞑っても中日はポスト谷重として大野選手の獲得に興味を持っているそうです。

 

大野奨太選手自身は、FA権の行使を考えていないと言っていましたがやはり出場機会が減って来ている事も考慮して移籍する可能性がありますね。大野奨太選手含めてもスタメン捕手が4人(大野奨太市川友也、清水優心、黒羽根利規)いて単純にシーズンを4で割っても1人当たり35、6試合の出場となってしまいますしね。

 

日ハムからいなくなるのは寂しいですが、選手としての姿を見れなくなる方がずっと寂しいので個人的には移籍が濃厚じゃないかと思っています。それに元日ハム捕手の鶴岡慎也選手の出場機会を奪ったのは若手として台頭してきた大野奨太選手ですから、同じ線を踏んでいくのではないかと思っています。

 

FA権取得選手移籍残留予想表

11月11日更新

選手 2018年
増井浩俊 移籍?
武田久 他球団へ
宮西尚生 残留
大野奨太 移籍?
飯山裕志 引退
中田翔 残留?
矢野謙次 残留

※赤字は確定

 

10月11日追記

矢野謙次選手について、球団から残留に向けての話し合いをすると発表がありました。この報道で一先ず矢野選手退団が誤報だった事が分かって一安心です。 

その他FA選手については、増井選手、中田選手は球団と話をしてみてから、宮西選手、大野選手はまずはゆっくり考えたいとのコメントを残しています。

 

11月11日追記

一時退団報道まで出ていた矢野謙次選手ですが、11月6日に正式に来季の戦力として契約した報道が公式から発表がありました。2018年もムードメーカー、勝負強い打撃で日ハムの勝利に大きく貢献してくれることを期待しています。

また、海外FA権を行使するか悩んでいた宮西尚生選手は、11月8日に会見を開き日ハム残留の発表をしてくれました。

宮西尚生選手は会見の中で「3年前も“恩返し”という話をしたが、まだ半分もできていない。この左腕がぶっ潰れるまで恩返しを続けないといけない。この左腕をファイターズに捧げようと思う」と話しており、生涯日ハム宣言とも取れるコメントを残していたのが印象的です。

一方自身の信念を貫いてFA権を行使したのが大野奨太選手。大野奨太選手は日ハムでキャプテン、選手会長を務めるなどチームのまとめ役を任されていました。近年は右腕の故障などで持ち前の強肩も鳴りを潜めていましたが手術を受けたことで来季は強肩も復活しまだまだ第一線で活躍してくれる選手です。日ハムとは2度残留交渉の話し合いを行った結果FA権を行使する決断をしたようですが、あくまで他球団の評価を聞いてみたいという事での権利行使でした。

現在の所、中日から話があるような報道がずっとされていますが正式な報道はこれからになってきそうです。

日ハムでFA権を取得した選手は、他球団より世代交代の波が早いチームで自身がチームに必要とされているかどうかがFA権行使の接点になっているようで

https://twitter.com/tukitomani/status/917309969921335301

オフに日ハムから去る選手

残念ながら今季で日ハムのユニフォームを脱ぎ第二の人生を歩む選手が2人います。

 

飯山裕志引退

 

守備の名手、職人として20年間日ハムのユニフォームを着ていた飯山裕志選手が2017年シーズンを持って引退する事を表明しました。

若手からの人望も厚い飯山裕志選手は、今後第二の野球人生として日ハムのコーチとして再出発するとなっています。

これからは、第二の飯山裕志を生み出すコーチングに期待したいと思います。

 

武田久他球団移籍

11月11日追記

 

 

球団から花道として引退勧告を受けた武田久選手ですが、その話を断り自由契約で他球団移籍の道を選びました。

怪我の具合も良さそうで、2軍戦ではありますが今も好投を続けている武田久選手。移籍前にサインをもらえたこと、握手出来た事は一生忘れません、そして他球団へ行っても応援し続けます。

 

追記

武田久選手の移籍先の話ですが、現在のところ獲得の話などどこからも来ておらずこのまま現役引退を考えているようなコメントが発表されました。武田久選手としては選手としてやっていく決意で退団を申し入れたので指導者としてチームに残るようなことも否定しています。功労者名だけにもし仮にこのまま引退という事になってしまうのであれば何とかして日ハムで引退試合または、セレモニーを開催してほしい選手です、もちろん移籍先が決まって来季も球場で元気な姿を見せてくれるのが一番の望みですが。

 

飯山裕志選手、武田久選手については特に思い入れのある両選手だったので改めて別の記事を書きたいと思っています。

 

白井コーチ退任 

レギュラーシーズン全日程終了前にして白井一幸内野守備走塁コーチ兼作戦担当が退任する発表がありました。選手達と共に見せるサードコーチャーズボックスでのパフォーマンスが見れなくなると思うと非常に寂しいです。

 

 

日ハムでは選手、コーチとして12年間ずつ、フロントとして3年間の計27年間日ハムの一員として関わって来てくれた球団、選手、ファンにとっても非常に存在の大きい方です。

そんな白井コーチのコメントです。

 

「入団してから選手として12年間、コーチとして12年間、ヤンキースへ留学していたフロント業務で3年間の計27年間、ファイターズに関わることができて誇りに思います。コーチとして3度のリーグ優勝、2度の日本一を成し遂げることができたことが、何よりの思い出です。ファイターズがここまで強くなれたのは、ファンの皆様のお陰でもあります。温かい声援、感謝しています。今シーズンで退団しますが、これからは1人のOBとしてファイターズを応援していきたいと思います。チーム、ファンの方々と過ごせた時間は、とても幸せでした。長い間、支えていただき、ありがとうございました」引用:日本ハムが白井一幸コーチの退任を発表「これからは1人のOBとして応援」 | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―

 

 

白井コーチについて、他球団でコーチをするなどの話はありませんが、今後は一人のOBとして日本ハムファイターズを応援して行きたいと語っていますがまたいつの日か日ハムのユニフォームを着ている姿を見せてもらいたいと思います。

 

田中幸雄幸雄2軍監督退任

これの報道は結構衝撃を受けました。日ハム一筋30年間ミスターファイターズこと田中幸雄2軍監督が体調不良の為今季限りで退団し、しばらく休養するとの報道がありました。

田中幸雄2軍監督は、今季故障者続出の中で2軍の選手たちをやりくりしながらも全体的な底上げ成功に大きく貢献してくれました。来季も当然いるものだと思っていたし、近い将来は1軍で監督をする姿を想像していたので驚いています。

体調不良の詳細は明かしていませんが、しっかり休養してまた元気な姿で現場復帰してくれるのではないでしょうか。ひとまずお疲れさまでした。

 

的場直樹2軍コーチ退団

2014年から日ハムの2軍バッテリーコーチとして投手、捕手の育成に貢献してくれた的場コーチの退任についても報道がありました。退任の理由など詳細については、各報道特に触れておらずわかりません。

 

黒木知宏1軍コーチ退団

2013年から日ハムの1軍投手コーチとして若い選手の多い日ハム投手陣を育ててきてくれた黒木コーチも2017年を最後に日ハムのユニフォームを脱ぐ発表がありました。以下、黒木コーチコメント。

 

日本ハムグループ、球団、関係各位みなさまには大変お世話になりました。ファイターズのみなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。陰ながら、球団の更なる発展とファイターズの成長を心から願っています。そして、ファンのみなさま、本当にありがとうございました」 引用:コーチ退任のお知らせ|北海道日本ハムファイターズ

 

黒木コーチと言えば未だにロッテ時代の「ジョニー」の印象が強く残っています。同時期に退団となった的場コーチと共にロッテ復帰なんて話もあるかもしれません。むしろそうなる事を楽しみにしています。

 

 

2017年シーズンオフにトレードの可能性はあるか?

プロ野球界のトレード期限は、レギュラーシーズン終了から翌年の7月31日までとなっており、昨年の様に大規模なトレードがあるかもしれません。

そのトレード候補と言っては大変失礼ですが、トレードによって新天地で活躍の場を与えられるかもしれない選手を挙げてみました。

 

シーズンオフのトレード候補一覧

 

トレード候補 年齢 年数 年棒
浦野 博司 28 投手 4 1,800万円
新垣 勇人 32 投手 5 850万円
杉谷拳士 26 内野 9 2,450万円
谷口 雄也 25 外野 7 1,900万円

 

主に2軍で成績を残しながらも1軍で活躍のチャンスをもらえずにいる選手を挙げました。

特に、浦野博司選手、新垣勇人選手は2軍で結果を残しながらも中々上で使ってもらえない事からトレードと言う可能性は十分に考えられると思います。

二人とも先発投手、ロングリリーフが出来る選手が不足しているチームにとっては打って付けの選手だと思います。若手の台頭著しい日ハムにおいては活躍の場が少なくなっていてもプロでやれる力を持っている事は証明しているのでトレードの候補として他球団が獲得に向けて調査を行っているかもしれません。

 

次に杉谷拳士選手、谷口雄也選手について。日ハムの人気選手であるこの2人とも本来であれば1軍で年間通して活躍を期待されている選手なのでほぼほぼ日ハムを離れる事はないと思います!と言いきれないのが日ハムと言うチームなんですよね。

 

杉谷拳士選手、谷口雄也選手が怪我で出番を失っている間に内外野手とも日ハムの若手が台頭してきているので来季は日ハムでの出場機会が大幅に失われる可能性があります。そう考えると球団側として若いうちに新天地で活躍できる場を探しているかもしれません。

※こちらを見て不快に思う方もいるかと思いますが、私個人としても日ハムの選手が他球団に移籍してしまうのは寂しいです。ですがそれ以上に選手として活躍の場を失ってしまう方が寂しいと言う思いで名前を挙げさせてもらいました。決してトレードしてしまえ!と言う気持ちで名前を挙げたわけではないのでご容赦頂ければと思います。

 

戦力外を通告されてしまう選手は?

毎年非常に辛く悲しい気持ちになるのが戦力外通告です。戦力外通告をしなくて済む程プロ野球の世界は甘いものではなく、そのプロの世界で実力を発揮できずにユニフォームを脱ぐ選手が少なからず出てきてしまうのが現実です。

戦力外通告については、第一次通告、第二次通告と2つの戦力外通告時期が存在します。ここでは、第一次戦力外通告時期に戦力外通告を言い渡されてしまう選手に触れて行きたいと思います。

 

2017年終了後に戦力外通告されてしまう可能性がある選手を一覧にしました。

 

2017年戦力外通告が予想される選手一覧

 

戦力外候補 年齢 年数 年棒
榎下 陽大 29 投手 7 900万円
瀬川 隼郎 31 投手 3 800万円
大累 進 27 内野 5 840万円
大嶋 匠 27 捕手 6 560万円

 

戦力外通告を受ける可能性がある選手を挙げましたが、その前に現在日ハムで支配下登録されている選手の人数の話からしていきたいと思います。

 

戦力外通告をしなくてはいけない理由

10月6日時点で日ハムの支配下登録選手の人数は66名となっています。これはプロ野球で定められている支配下登録選手の人数70名を大きく下回っている人数です。これに2017年シーズンオフに既に日ハムを去ってしまうと発表があった選手(引退、退団)を足すと支配下登録人数が64名と言う事になります。

 

次に2017年ドラフトにより2018年シーズンより日ハムの支配下選手として登録されるであろう人数が何名になるのか?過去5年のドラフト指名人数を調べてみました。

 

指名 入団
12 7 7
13 8 8
14 9 9
15 8 8
16 9 8
平均 8 8

 

過去5年、平均ドラフト指名選手は8名で入団した選手も8名となっています。(16年:ドラフト6位指名の山口裕次郎氏のみ未入団)

 

現在の支配下登録選手からオフに登録を外れる事が確定している選手を差し引いた64人に2017年ドラフトで指名入団するであろう選手の人数を足します。

 

支配下登録:64名 + 17ドラフト指名入団:8名=72人

 

プロ野球で認められている支配下登録選手の人数70名を超える72名と言う数字になりました。日ハムは育成枠などを設けていないのでこの72名全員と契約することは出来ません。

 

つまり、日ハムは2017年戦力通告期間中に少なくとも2名を戦力外通告しないとドラフトで例年通りの人数を指名することが出来なくなってしまいます。

 

若手の育成でここまでチームを作り上げてきた日ハムにとってドラフトで選手を予定人数獲得出来なくなるのは非常に痛手です。それを考えるとやはり非常に残念ではありますが今季もシーズンオフに戦力外通告を受ける選手が出てきてしまうのは確実です。

 

話を戦力外通告を受ける選手に戻し、先ほど戦力外通告一覧にあげた選手毎に2017年の成績を振り返ってみたいと思います。

 

榎下 陽大:投手

榎下選手は今季4月9日から5月11日にかけて一軍登録をされ、その間中継ぎとして8試合に登板し1敗を記録しますが防御率2.38とまずまずの数字となっています。しかし5月11日に1軍登録を抹消されてからはここまで再登録されることはありませんでした。

ちなみに2軍では、32試合に登板し防御率3.32という数字を残しましたが正直日ハムの若い投手陣が残している数字に比べたら物足りない数字であり7年目で29歳と言う年齢を考えると来季へ生き残ったとは言えないと思います。

 

瀬川 隼朗:投手

瀬川選手は今季残念ながら1軍で登板することなくシーズンを終えようとしています。では2軍戦はと言うと、実はチームトップの45試合に登板するなど多くの出場機会を与えられました。しかし残念ながら結果は0勝3敗、防御率4.10と首脳陣にアピール出来たとは言い難いものとなっています。3年目ながら31歳と言う年齢を考えると来季の契約は難しいものになりそうです。

 

大累進内野手

大累進選手は日本一に輝いた2016年にトレードで加入した選手です。今季は6月15日の中日戦で勝ち越しのホームを踏み初のヒーローとなりました。

一軍へは3度にわたって登録されましたが出場は13試合に留まり、その多くは代走、守備固めと言ったものです。そしてその守備固めとして出場した試合では痛恨のエラーを記録してしまうなど良い面、悪い面で印象に残るシーズンだったと思います。

2軍での成績は、出場58試合、打席数147で打率.186、期待されている足では盗塁数2とアピール出来ませんでした。

今季若手内野手では、石井選手や太田選手、横尾選手らが大きくアピールしており来季はスタメンクラスの成績を残している事から大累選手の出場機会はぐっと減ってしまう事が考えられます。日ハムに来て僅か2年目ですがプロ入り5年目26歳で今季の成績だと日ハムでは少し厳しいように感じます。

 

大嶋 匠:捕手

ソフトボーイとして一躍時の人となってから早くも6年目のシーズンを終えました。大嶋選手も2017年シーズン1軍での出場機会はありませんでしたが、2軍では43試合で打率.273、本塁打3本を記録しています。ただやはり持ち味の長打力を発揮出来なかった感は否めません。正直大嶋選手が入団したころは、中田翔選手とクリーンアップを組み、平成のONになってもらいたいと期待していましたが、捕手も清水選手の台頭もあり2軍でも郡選手が多く起用されるなどから厳しい立場に立っているかと思います。

 

この戦力外通告を受けてしまう可能性のある選手についても個人的に思った選手をあげさせてもらいました。トレードの時も書きましたが、決して辞めてしまえ!と言う気持ちで書いたわけではありませんのでご容赦頂ければと思います。

 

戦力外通告について10月6日に正式発表がありました。今回残念ながら戦力外通告を受けてしまったのは、予想に上げさせてもらった榎下選手、瀬川選手の2名と2013年ドラフト4位で入団した宇佐美塁大選手。宇佐美選手は22歳と年齢的には大卒と同じ若いですが、今後トライアウトなどは受けずに引退を考えているようです。

 

これからシーズンオフに向けて選手の入れ替わりニュースが多く流れると思いますが、新しい情報など入り次第更新を更新を続けて行きたいと思います。

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