野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

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【日ハム】ゲーム差なんか気にするな!これを読めば残りのシーズン楽しさ100倍!日ハムが優勝に必要な○○とは?

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

頼みの交流戦でも借金2で終わってしまった日ハム。パ・リーグ上位球団とは、3位の西武を見ても9.5ゲーム差。首位をひた走る楽天とのゲーム差は15。ネットニュースでもゲーム差、ゲーム差、優勝絶望、Aクラス入りすら厳しいと囁かれ始めた今日この頃。

私は聞きたいです。なぜそんなにゲーム差を気にするのかと。前半戦も終わっていないこの段階で開いたゲーム差をみて今年はダメだー!と諦めたいんですか?

いや、ゲーム差を見るのもわかりますよ。あと何勝で追いつくとか追いつかないとか、うちが勝ってあっちが負ければとかやりますもんね。

 

しかし、しかしですよ。そんな日ハムファン、いやプロ野球ファンの方に一つ言わせて欲しい!

 

どうせ見るならポジティブになれる数字を見ようじゃないか!!

 

残りの試合どうせなら相手を気にせず楽しんでみませんか?今日はそんな残りのシーズンを1000倍楽しむ方法を紹介したいと思います。

 

残りのシーズンを100倍楽しむ方法!!

私の贔屓チームである日ハムの話をすると、今日までに消化した試合は64試合。今季の総試合数は143試合なので残り試合は79試合となります。その79試合をいかに楽しむか。その方法が分かれば恐らくこれを見た方は、終盤の数試合までゲーム差を気にしないで残りのプロ野球を楽しめるのではないでしょうか。

 

 

そもそもゲーム差とは?

ゲーム差なんて気にするな!と言っておきながら念のためプロ野球のゲーム差についてWikipediaさんの力をお借りして説明したいと思います。

 

ゲーム差は、上位チームAに下位チームBが追いつくには直接対戦で最低何試合を要するか、を示すために用いられている。例えば、9勝5敗のチームBが10勝4敗のチームAに追いつくためには、直接対戦で1勝すれば、同じ10勝5敗で並ぶことになる。このとき、AとBの間のゲーム差は1であるが、勝利数と敗戦数の差数(差数が正 = 勝利数が上回っている場合は俗に「貯金」と言われ、差数が負 = 敗戦数が上回っている場合は俗に「借金」と言われる)に着目すると、Aの勝敗数の差数6に対しBの勝敗数の差数4と、両者の勝敗数の差数を比較すると2つの差がある。すなわち、1ゲーム差は両者の勝敗数の差数(貯金あるいは借金)の差を2で除して得られる数である。引用:Wikipedia

 

ちなみに上の説明文を数式にすると以下の様になります。

 

ゲーム差 = { ( 上位チームの勝数 - 下位チームの勝数 ) + ( 下位チームの敗数 - 上位チームの敗数 ) } / 2

 

とまぁ、改めてゲーム差について調べましたがちゃんと理解していません。数式何て使われたら楽しめるものも楽しめなくなります。

ざっくり私なりのゲーム差についてお話しするとこんな感じです。

 

1勝=0.5ポイント  1敗=-0.5ポイント 引分=0

 

A、B、Cの計3チームが1試合ずつ総当たり戦をした場合、各チーム2試合戦います。Aが全勝、Bが全引分、Cが全敗とすると以下の表になります。

 

 
A 2 0 0 0
B 0 0 2 0.5
C 0 2 0 2.0

 

小さい時からの癖でいまだにこんなざっくりとしかゲーム差について分かっていません。

 

まぁ、こんな話はいいんです。続いて本題の残りのシーズンを1000倍楽しむ方法です。まずは、必要なデータとして過去10年のパ・リーグ優勝チームの勝敗数を見ていきたいと思います。

 

過去10年のパ・リーグ優勝チーム勝敗表

 

  優勝チーム 試合
07 日ハム 144 79 60 5 0.568
08 西武 144 76 64 1 0.531
09 日ハム 144 82 60 2 0.577
10 ソフトバンク 144 76 63 5 0.547
11 ソフトバンク 144 88 46 10 0.657
12 日ハム 144 74 59 11 0.556
13 楽天 144 82 59 3 0.582
14 ソフトバンク 144 78 60 6 0.565
15 ソフトバンク 143 90 49 4 0.647
16 日ハム 143 87 53 3 0.621

 

過去10年のデータで見ると最も勝ち星を上げているのは、2015年のソフトバンクで90勝。逆に最も少ない勝ち星で優勝しているのが2012年の日ハムで74勝となっています。

パ・リーグは混戦模様になる事が多い事から過去10年を見ても優勝チームの勝率が6割に乗ったのは3回。残りの7回は5割台となっています。

この過去10年の数値を平均化し、今年の優勝ラインを作って行きたいと思います。

パ・リーグ過去10年の優勝チーム平均勝敗数

 

過去10年 試合
平均 143 81 57 5 0.585

 

先ほども書いたように今年の試合数は全部で143試合です。過去10年の成績を平均化すると優勝に必要な勝ち星は81勝で勝率は.585となります。100%ではありませんがこの数値が優勝するために必要な目安の数値となりますと言うか目安にします。そして今度は現在までの日ハム成績です。

 

日ハムが優勝するのに必要な○○とは?

現在までの日ハムの成績は以下の様になっています。

 

  試合
日ハム 64 27 37 0 0.422

 

6月21日現在で日ハムは64試合消化し27勝37敗0引分で勝率.422としています。この成績を先ほど出した優勝ラインから差し引くことで今季残りの試合で何勝すればいいかが分かります。

勝ち星を基準にした場合、日ハムは残りの試合を以下の成績で乗り切る事で優勝戦線に絡むことが出来ます。

 

勝ち星基準の場合

 

  試合
6月21日時点 64 27 37 0 0.422
残り 79 54 25 0 0.684
最終成績 143 81 62 0 0.566

 

残り79試合を54勝25敗、勝率.684の成績を残すことが出来れば優勝ラインである81勝に到達する事が出来ます。少し数値は少なくなりますが大よそ2勝1敗のペースで勝ち進めばこの数値に辿り着くことが出来ます。

続いて勝率を基準にした場合の数値を見てみます。

 

勝率基準の場合

 

  試合
6月21日時点 64 27 37 0 0.422
残り 79 57 22 0 0.720
最終成績 143 84 59 0 0.587

 

勝率を基準にした場合、勝ち星を基準とした場合より条件は厳しくなりますが、優勝を決めるのは勝率の為、残りの試合で57勝22敗で勝率.720の成績を残すことでより優勝戦線に絡んでいくことが出来ます。

 

勝ち星を基準にした場合、勝率を基準にした場合どちらであっても結構厳しい数値で実現は無理と思われている方が大半だと思います。しかし、昨年の日ハムは6月に15勝7敗(勝率.682)、7月は17勝4敗(勝率.810)、9月にも15勝6敗2分(勝率.714)と後半戦で大きく勝ち越しに成功しています。

 

この成績をみてもわかるように、優勝ライン到達までに残さなくてはならない数値は難しい数値ではありますが不可能な数値ではありません。

 

ゲーム差なんか気にするな!

ここまでくると何となく私が冒頭でゲーム差なんて気にするなと言っている意味が解って来たかと思います。

いくらゲーム差を気にしていてもゲーム差は勝っても縮まらない事もあるし、負けても放される事がある数値なのです。いまからそんなにゲーム差を気にしていても楽しくないでしょう?

ゲーム差を気にするのはシーズンの終盤も終盤上位チームを競った展開で試合数が少なくなった時に気にすればいいんです。

それまでは、先ほど出した優勝ラインまでのあと何勝と積み上げ方式で考える方がよっぽど残りの試合を楽しめると思います。

もちろん試合を楽しむのは単純な勝敗だけではありませんが、あまりにも今の時点でゲーム差、ゲーム差という文字を目にする事が多く、ファンも諦めムードになっている気がしたので今回こんな記事をエントリーしようと思いました。

ちなみにハムの選手達は、まだまだこれから巻き返して行くつもりですよ?今シーズンの優勝をあきらめていませんよ?

ここまで苦しい思いをしている栗山監督だってこんな話をしてますよ?

 

「こっちは全然諦めていないし、優勝するために手を打ちまくる、勝負をしますという話をした。何とかしたいという気持ちが強すぎて大事になり過ぎることはあるけど、大きく変えるためには勝負をしないといけない」引用:スポーツ報知

 

ほらほら何かと批判の的となる日ハムの主砲中田翔選手も巻き返しに鼻息を荒くしていますよ?

 

「諦めていないのは当たり前。ここから巻き返していきたい。覚悟を持ってやっていく」引用:スポーツ報知

 

それなのにファンが先に諦めムードを作ってしまってはいかんでしょう。ゲーム差なんか気にしないで一生懸命応援して行きましょう!