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【日ハム】きわどい!松本剛は規定打席到達での打率3割を達成出来るのか?

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

9月に入りプロ野球界もシーズン終盤に入って来ました。今季の日ハムは残念ながらレギュラーシーズンで2017年を終了する事になりますが、西川遥輝選手の盗塁王、レアード選手のホームラン王など個人タイトル獲得へ向けて楽しみが残っています。

そんな日ハムにおいて個人タイトル以外で楽しみと言うか気になるのが、今季ブレイクし、今や不動の2番打者として活躍を続けている松本剛選手が規定打席に到達するか否か。

今回は、そんな松本剛選手が2017年規定打席に到達するか、また規定打席到達での打率3割を達成の可能性について調べてみました。

 

 

2017年の規定打席

そもそもプロ野球規定打席ってなんだろう?ってそんな説明今更必要ないと思いますが、2017年の規定打席数を計算するのに少しだけ枠を下さい。

 

規定打席とは、プロ野球において、リーグが発表する打撃ランキングの対象となるために必要な打席の数のことである。引用:Wikipedia

 

規定打席とはこの説明通りで、打撃ランキングで公平性を持たす為に必要な数値の事です。この規定打席と言う物がないとどうなるかと言うと、極端な話「1打席1安打でシーズンを終えても打率1.000」で首位打者となる人が多数出てしまい、そんなランキングに何の価値もなくなってしまいますよね。そうならない為に必要なのが規定打席数と言うわけです。

 

では、2017年の規定打席数はどのように算出されているかと言うと、野球規則10・22(a)により以下のように定められています。

 

所属球団の試合数 × 3.1

 

選手が所属する球団の試合数に係数3.1を掛けるだけで算出できる実にシンプルなものです。2017年の試合数は143試合となっているので、この数字に係数3.1を掛ける事で2017年の規定打席数を算出する事が出来ますね。実際に計算すると以下のようになります。

 

【2017年規定打席数】 

試合数 係数 打席数
143 3.1 443

 

規定打席数443が2017年のプロ野球打撃成績ランキングに必要な打席数と言う事になります。よく隠れ首位打者などの表現が使われるのは、怪我やシーズン途中での活躍でスタメンに定着したなど、開幕からスタメンとして出場してこなかった選手がこの規定打席数に到達する事で一気に打率ランキングのトップになる場合の時に使われたりしますね。

日ハムにおいても、残念ながら隠れ首位打者とまでは行きませんが2017年のブレイク選手の一人である松本剛選手規定打席到達するか。また、一流バッターの証としても引用されるシーズン打率3割を達成するのかも非常に注目が集まっています。

【日ハム】いったい何者?人気も実力も大ブレイク中の松本剛!! - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

 

松本剛はプロ入り初の規定打席数到達なるか?

2011年ドラフトで2位指名を受け日ハムに入団した松本剛選手は6年目となる2017年故障者が続出する中で巡ってきたチャンスを物にし、交流戦では打率.396と全体2位となる成績を残し期間中活躍した選手に贈られる「日本生命賞」を受賞するなど今や日ハム不動の2番打者として活躍を続けています。

そんな松本剛選手ですが、一時は3割を超えている時期もありましたが現在規定打席未満ながら打率.294(9月8日現在)と好成績を残しており、一流打者の証である打率3割が目前に迫っています。

しかしながら規定打席未満と言う事で、まずは打席数を規定に乗せなくてはなりません。松本剛選手はあと何打席で規定打席に到達する事が出来るのでしょうか。

 

松本剛の打席数(9月8日現在)

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出典:sportsnavi

9月8日現在松本剛選手は93試合に出場し、打席数は346となっています。この打席数346と2017年の規定打席数である443の差は97なので、松本剛選手が規定打席数に到達するには後97回打席に立つ必要があります

 

規定打席数443 - 打席数346 =必要打席数97

 

日ハムの今季残り試合は23試合なので、単純に計算すると1試合あたり4.2打席打席に立たなくてはなりません。このペース通り残りの試合に出続けると次のような結果になりました。

 

松本剛規定打席到達までの道のり

 

試合 規定 打数
120 372 350.2
121 375 354.4
122 378 358.6
123 381 362.8
124 384 367
125 388 371.2
126 391 375.4
127 394 379.6
128 397 383.8
129 400 388
130 403 392.2
131 406 396.4
132 409 400.6
133 412 404.8
134 415 409
135 419 413.2
136 422 417.4
137 425 421.6
138 428 425.8
139 431 430
140 434 434.2
141 437 438.4
142 440 442.6
143 443 446.8

 

残りの試合松本剛選手が1試合あたり4.2打席のペースで出場を続けるとシーズン140試合目の時点でその試合数での規定打席数に到達する事が出来ます。

 

しかし、松本剛選手はこれまで実際に1試合あたり何回打席に立ってきたのか分からないと達成の可能性について確証が持てないので松本剛選手が直近でスタメンとして出場を続けている8月5日から9月8日の期間での打席数を平均値として、検証してみました。

 

松本剛の1試合あたり打席数

 

試合数 打席数 打 数
25 116 102
平均 4.6 4.1

 

松本剛選手は8月5日から9月8日の期間で25試合にスタメンとしてフルイニング出場を続けています。その期間での平均打席数は4.6となっているので、先ほど出した1試合あたりに必要な打席数4.2を超えているのがわかりました。

くどいかもしれませんがもう一度規定打席到達までの道のりを見てみたいと思います。

 

松本剛規定打席到達までの道のり(検証)
試合 規定 打数
120 372 350.6
121 375 355.2
122 378 359.8
123 381 364.4
124 384 369
125 388 373.6
126 391 378.2
127 394 382.8
128 397 387.4
129 400 392
130 403 396.6
131 406 401.2
132 409 405.8
133 412 410.4
134 415 415
135 419 419.6
136 422 424.2
137 425 428.8
138 428 433.4
139 431 438
140 434 442.6
141 437 447.2
142 440 451.8
143 443 456.4

 

松本剛選手が現在のペースのまま試合出場を続けた場合、134試合目でその時点での規定打席に到達するという結果になりました。また、140試合目にして2017年の規定打席数に到達する事が出来そうです。

計算の方法があっているのは分かりませんが、実際に計算してみると松本剛選手が規定打席数に到達する道のりは決して楽でない事だけはわかりました。

まだまだ続きます!次は、打率3割を達成する事が出来るかどうか、また達成には後何本の安打が必要かをここで使った、「松本剛選手の1試合あたり打席数」を予測値として調べて見ました。

 

松本剛は打率3割を達成する事が出来るのか?

 

打席 打数 安打 打率
346 309 91 .294

 

9月8日現在、松本剛選手は309打数91安打と規定に満たない数字ですが3割目前の打率.294という成績を残しています。現状の数値を見ると打率3割も余裕かな?なんて思っていましたが、規定打席での打率3割となるとこれまたきわどい状況であることがわかりました。

 

松本剛1試合あたり打数

  打席数 打数
予測 106 94

 

先ほど使ったこれまでのペースを基にすると、残り23試合で松本剛選手に回ってくるであろう打席数は106打席。四球や犠打などを差し引いた打数は94。

この打数をベースにして、現在の松本剛選手の成績に加算すると打率3割達成までにあと何本の安打が必要となるかが見えてきました。

 

  打席数 打数 安打 打率
9/8時点 346 309 91 .294
予測 106 94 30 .319
合計 452 403 121 .300

 

松本剛選手が2017年規定打席に到達し、かつ打率3割を達成するために残りの試合で打たなくてはいけない必要な安打数は「30」で打率にすると残り23試合を打率.319をキープしなくてはなりません。

 

松本剛規定打席数到達、打率3割は結構きわどい

ここまでだらだらと書いてきましたが、結論として松本剛選手の規定打席到達、打率3割は可能なラインにあると思いますがハードルとして結構高いものとなっています。

  • 規定打席数443に必要な打席数=97
  • 3割に必要な安打数=30

今回出した数字はあくまで参考値と言うか、目安みたいなものなのでこれからの松本剛選手の活躍次第では楽勝で3割を達成するかもしれませんし、反対に怪我などで残し試合に出場出来ないとなると規定打席にすら到達する事が出来ません。

今日ハムには、ヤングでナウい太田賢吾選手や石井一成選手などが1軍で存在感を出していますが、その選手達に負けないように松本剛選手に頑張ってもらいたいです。

とにかく怪我なくシーズンを乗り切ればきっと成績はついてきていると思います。