【日ハム】盤石と思われていた投手陣が壊滅的に。正念場のエース有原航平。
おはようございます。nikupapaです。
早いもので開幕からひと月が経過しようとしています。
日ハムは、ソフトバンクと並んでリーグ最多となる20試合を消化し4勝16敗と言う近年でも最悪なスタートを切りました。
日ハムが噛み合わない要因として外野手の整備不足を上げてきましたが、ついに盤石であろうと思われていた投手陣も壊滅的な状態となってしまいました。
【盤石と思われていた投手陣】
2016年投手成績
防御率:3.06(リーグ1位)
先発防御率:3.25(リーグ2位)
救援防御率:2.67(リーグ1位)
主力選手成績
先発陣
#16 有原航平:11勝9敗 防御率2.94
#19 増井浩俊:10勝1敗 防御率2.44(先発成績:6勝1敗 防御率1.10)
#39 高梨裕稔:10勝2敗 防御率2.38
救援陣
#55 マーティン:52試合 29H 21S 防御率1.07
昨年の日ハム投手陣は、抑えの増井浩俊選手が先発で驚異的な活躍をするなど栗山監督の采配も光、終わってみれば12球団でトップとなるチーム防御率3.06と数字をたたき出しました。
今季は投手陣の大幅な入れ替えもなく、むしろ故障から復帰される上沢直之選手や浦野博司選手、メジャー帰りの村田透選手の加入などで、より一層強力な投手陣となり、今年も盤石だと思われていました。(nikupapaが楽観視しておりました)
【2017年は壊滅的な状態に】
2017年投手成績
防御率:4.65(リーグ6位)
先発防御率:4.90(リーグ6位)
救援防御率:4.21(リーグ5位)
主力成績
先発陣
#11 大谷翔平:怪我の為登板なし
#14 加藤貴之:1勝1敗 防御率3.71
#15 メンドーサ:1勝2敗 防御率3.63
#16 有原航平:0勝4敗 防御率7.56
#39 高梨裕稔:1勝2敗 防御率3.18
救援陣
今季開幕20試合を消化し、チーム防御率は12球団ワーストとなる4.65となり、昨年投手王国を築くと思われていた投手陣は壊滅的な状態になっています。
先発陣は、今季エースとして開幕戦を任された有原航平選手が全く波に乗れず、投手陣の足を引っ張る形に。
救援陣は、勝ちパターンに持ち込めず救援の3本柱である選手の登板数が激減しており、結果的に本来の職場でないところでの起用で打ち込まれ、防御率が跳ね上がっています。
【2軍を見渡しても選手がいない】
正直、ここまでの成績を見るとタイトルに挙げるほど壊滅的な状態ではないかもしれませんが、実は、2軍の選手を見渡しても投手陣の起爆剤となれる選手がいない現状となっている事に壊滅的な状態と言う言葉を使用してしまいました。
2軍成績
#43 白村明弘 0勝1敗 防御率2.00
現状、2軍で好成績を収めているのは上記の浦野博司選手、白村明弘選手の2人ですが、浦野博司選手は27イニングを投げ、被安打21、与四球14と防御率が0点台なのが不思議なくらい走者を出しており、安定感にかけます。
白村明弘選手も9イニングで被安打11と防御率の割に走者を出す傾向があり、両選手とも1軍に上がって起爆剤となれる存在にはないと思っています。
その他の選手をみるとルーキーの堀瑞輝選手が3試合登板し4インニングながら無失点と結果を残していますが、プロ実戦の経験不足で今はまだ1軍に上げる時期ではないかもしれません。
【正念場のエース有原航平】
やはり投手陣の起爆剤となれるのは大谷翔平選手の復活なのかもしれませんが、投手復帰が6月、7月ともいわれている大谷翔平選手の復活を待つまでに今シーズンが終わってしまいます。
現状では、2軍から起爆剤となる投手陣がおらず、エースの有原航平選手が立ち直るほかないと思われる状況となっています。
1人この選手は勝てる!と言う選手が出てこない限り、日ハムの浮上はあり得ないと思うので、ここは何とかエースの有原航平選手に踏ん張ってもらいたいところです。
前回登板では1イニングに大量失点を喫する結果となりましたが大量失点をするまでは今までよりいい投球を見せてくれていました。
次回登板で正念場となるエース有原航平選手の復活を期待したいです。