【まとめ】日ハムの逆襲はここから始まる?過去10年で振り返る日ハムの成績(5月編)
どうもnikupapaです。
プロ野球が開幕してから早くもひと月が経過しようとしています。
恐らく日ハムファンの方は悪夢の4月を過ごしたのではないでしょうか?少なくともnikupapaはそうでした。
それもそのはず、日ハムは近年例を見ない不調ぶりで4月の成績は、ここ10年で最低のとなってしまいました。キャンプから多くの怪我人を出し、ついには怪我人のまとめ記事を書く始末。
しかし、日ハムがこのまま大人しくしていると思いますか?
答えはNOです!
ここからです。ここから日ハムの逆襲は始まるのです。
前振りが長くなりましたが「過去10年で振り返る日ハムの成績(5月編)」行ってみようと思います。
過去10年間の成績で振り返る日ハムの成績(5月編)
チーム成績
2007年
この年は、今年と同様に開幕当初から負けが込み4月の最大借金は8まで膨れ上がりましたが、5月19日のソフトバンク戦から6月8日ヤクルト戦までに当時の球団記録となる14連勝を記録したこともあり、過去10年間の5月成績で一番の勝率となる.682と大きく勝ち越した月となりました。
2008年
北海道移転時より率いていたトレイ・ヒルマン監督から梨田監督に代わった年です。
2008年はこれまた今年同様に多くの故障者が出たシーズンながらも先発では多田野(2勝)、スウィーニー(3勝)、リリーフでは、武田久、宮西尚生ら投手陣の活躍もあり前年5月同様月間15勝を上げこの月のリーグ1位となる成績を収めました。
2009年
打棒が爆発したこの年は、過去10年間の5月成績で最多となる月間132得点を挙げこの月だけで16勝(貯金8)を上げました。また、投手ではダルビッシュ、野手では稲葉篤紀が同時に5月の月間MVPに選出されています。
2010年
怪我人が続出し2軍の野手が9人しかいないという、ある意味今年より深刻な状態にあり、4月終了時点で借金12と今年の成績と一番近い状態にあった2010年ですが、5月は巻き返し4年連続で5月の勝率が6割を上回った月となりました。
2011年
投手陣が異常な活躍を見せたこの年は、ダルビッシュ(4勝)、ウルフ(3勝)、ケッペル(3勝)の3人で10勝を上げ、月間チーム防御率も1.50を記録しています。野手では中田翔が打率.288、5本塁打、20打点の成績を残し、しなかなか調子の上がらない野手陣を牽引する活躍を見せています。
2012年
投手の柱であるダルビッシュがメジャー移籍、監督も梨田監督から栗山監督に交代となった年です。この年MVPとなった吉川光夫が月間4勝を上げるも、その他の投手陣が振るわず勝率5割を切る年となりました。
2013年
7勝14敗と過去10年間の5月成績で最低となる月間成績となったこの年は、5月中に9連敗を喫するなど投打が噛み合わず黒星を重ね、月間勝率も過去最低の.333となった年です。
2014年
3年ぶりに月間勝率を6割に乗せたこの年は、吉川光夫、武田勝、木佐貫洋らが不調に陥るも、大谷翔平、中村勝、上沢直之、浦野博司といった若手投手陣が台頭を見せた年となりました。
2015年
中田翔に加え西川遥輝、中島卓也、近藤健介、杉谷拳士、淺間大貴ら若手選手の活躍があったこの年の5月は、4月好調であった投手陣が調子を落としながらもなんとか踏ん張り勝率5割をキープ。
2016年
レアード、大谷翔平が爆発した2016年の5月成績は、13勝9敗で勝率.591を記録。特に大谷翔平は、打率.426、本塁打6本、打点11の野手成績に加え、投手としては3勝を上げる二刀流として高いパフォーマンスを見せてくれました。
野手成績
投手成績
過去10年間5月成績(通算)
229試合 128勝94敗7分 勝率.577(過去10年間月別2位)
過去10年間の成績ではありますが、5月に勝率5割を切っているのは2回だけと比較的5月は得意にしている日ハムです。
今年に関しても、5月は怪我人が復帰してくる事、中田翔ら野手陣に復調の気配がみられること等、好材料が揃っていますのでこれから日ハムの逆襲が始まるかもしれません。
合わせて読んで欲しい記事
まとめ
- 5月に入ると比較的野手陣の復調が見られるケースが多い
- 投手陣も防御率3点台前半が多く、投打とも噛み合う可能性が高い
- 過去10年間の5月成績勝率は.577と月別で2位の成績