野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

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【日ハム:決起集会】田中賢介選手は表情を見ている?

こんにちは。nikupapa です。

3月5日のオープン戦後に行われた日ハムの「決起集会2017」トークショー田中賢介選手が守備についている時の投手への目線について語っていました。

 〇参加選手:田中賢介選手、谷元圭介選手、中島卓也選手

 

 

 

田中賢介選手はすでにベテランの域に達していますが、内野手はただ守備の事だけを考えているだけではない、というベテランならではの貴重な内容です。

 

【話題は谷元圭介選手から】

話は谷元圭介選手の大一番での活躍から始まり、活躍を見てどう感じていたかと田中賢介選手に話題が振られ、日ハムで一番表情が変わらない投手、勝負強い、ピンチの場面に強い谷本圭介選手のメンタル面を評価していました。

(途中、この日のゲストで元日ハムOBの建山義紀氏が、歴代の背番号22番はみんな落ち着いていると、自分がつけていた背番号をネタに話しましたが、これについて会場はややウケであった話は伏せておきましょう)

 

田中賢介選手が見ている所】

建山義紀氏より田中賢介選手に対して、「彼(田中選手)は試合中、本当に投手の表情ばかり見ている」、表情をみて「守備位置を変える」、「牽制を止めさせる」等していると、田中賢介選手の試合中の動きを解説。

それに対して田中賢介選手も「投手の表情」、「汗の量」等を良く観察し、投手が浮足立っていないかを見ているそうです。

 

【昨季の試合では誰があてはまる?】

その後司会より、2016年では投手が当てはまるか?と言う話題になり、田中賢介選手が名前を挙げた選手はなんと、日ハム絶対的セットアッパーの一人宮西尚生選手でした。

 

どの試合

田中賢介選手は語りました】

  • 「さすがの宮西もあの試合は引き攣った表情をしていた」
  • オリックス中島裕之選手のピッチャーライナーを取った瞬間のガッツポーズは気持ちが入っていたという事でしょう」

この試合ですね。

 

この試合は3-4でリードして迎えた9回の裏に、本来セットアッパーを職場としている宮西尚生選手がマーティン選手の怪我により、谷元圭介選手と日替わりで抑えを務めるという、日ハムのスクランブル体制がしかれている状況でのマウンドでした。

2死1、2塁という一打サヨナラの状況でオリックス中島裕之選手を迎え、ピッチャーライナーでゲームセット。本当に緊迫した試合で、優勝決定の瞬間より盛り上がった瞬間かもしれません。

試合終了後に中田翔選手とハイタッチから肩を組むシーンも個人的には感動的でした。

 

いくつもの修羅場をくぐり、ピンチでの登板が「日常の職場」である日ハムの絶対的セットアッパー宮西尚生選手でも怪我をしていたこともあり、相当のプレッシャーだったという事でしょう。

 

ついつい、その時の状況を思い出していたら話が逸れてしまいました(危うく武田勝さんの話まで行くところでした)。失礼しました。

 

【日ハムに受け継がれるもの】

田中賢介選手の観察の話を聞いた中島卓也選手は、今後投手の表情なども見ながらプレーをして行きたい。と語っていました。

日ハムの若手がどんどん出てくるのは、フロントの徹底した戦略だけではなく、このようにベテラン、中堅から若手に伝わっていくチーム内の空気の良さなのでしょう。

ライバル関係であるけれど、切磋琢磨を繰り返し、より個々の力を引き出し合うチーム。

これからまた、黄金期を築いてくれるはずです。

 

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