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【プロ野球】素人なりに新しいオールスターファン投票システムを考えてみた。

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

案の定と言うかなんと言うか・・・

6月26日に2017年のオールスターゲームファン投票の最終結果が発表されました。

【プロ野球】罰則適用?不運な選出!?オールスターゲーム2017ファン投票最終結果発表!! - 野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

この結果個人的にはパ・リーグセ・リーグとも各ポジション順当な結果になったと感じています。しかしそれは、現行のオールスターファン投票のシステムであればの話です。

 

 

選手、ファンに複雑な思いをさせるオールスターファン投票システム

 

現行のオールスターファン投票のシステムであれば当然の結果であり、プロ野球界の大スターである日ハムの大谷翔平選手が選出された事について何ら不思議に思う事はありません。しかし大谷翔平選手は今回の選出についてこうコメントしています。

 

「複雑ですけど、選んでいただいてありがたい。全力でプレーしたいし、期待に沿えるように頑張りたい」引用:スポーツ報知

 

優等生大谷翔平選手らしいコメントですが、大谷翔平選手自身は、今回の選出について「複雑」という言葉を使ってコメントを残しました。

 

正直な所、私も大谷翔平選手自身がコメントしているように、この選出について非常に複雑な気持ちになる選出だと思っています。私だけでなく多くのプロ野球ファンの方がそうでないかと思います。もしくはたった8試合にしか出場していないのに選出された事に不満を覚えている方もいるかと思います。

 

プロ野球のオールスターではこれまでも大谷翔平選手と同じように1軍出場が少ないながらもオールスターに選出された選手が何人かいました。

 

オールスターに選出される選手は球界のスーパースターであり、宿命なのかもしれませんが、選出されること自体は、人気商売であるプロ野球にあって非常に喜ばしい事だと思います。

 

しかし罰則や選出規定を含め現行のオールスターファン投票システムでは、今回の大谷翔平選手のように選手自身、ファンが複雑な思いをしなくてはなりません。

 

そこで、オールスターファン投票のシステムについて少しは今より良くなるんではなかろうか?と言う案を考えてみました。

 

現行のオールスターファン投票システム

 

まず、新しいオールスターファン投票システムの話をする前に、現行のオールスターファン投票システムについておさらいしたいと思います。

 

オールスターファン投票対象の選手

 

2017年のファン投票対象となる選手は、5月31日(水)までに支配下選手登録された選手。とその年によって違いがあるかもしれませんが、大方5月末までに支配下登録されている選手としています。

 

オールスターファン投票選出規定

ファン投票対象となる規定を満たしていた場合でも、選出される規定はまた別にあります。選出される規定はファン投票終了後に該当年の公式戦で「投手として5試合以上登板または10投球回以上」「野手として10試合以上出場または20打席以上」との出場が必要になり、今回選出された大谷翔平選手はこの規定も満たしておりルール上なんら問題のない選出となっています。

 

余談ですがこのルールは、過去に中日の川崎憲次郎投手が2年間も1軍当番がなかったにも関わらず、ファンの間で川崎憲次郎投手をオールスターに登板させようと動いた結果、ファン投票1位となり選出された事があった(川崎憲次郎投手は辞退している)ために追加されたルールです。

NPBでも川崎憲次郎投手のような選手を出すまいとルールに改定を加えて行ってはいるのです。しかしながら実に中途半端なルール改定だと私は思ってしまいました。

 

話を戻しますが、この現行のオールスターファン投票システムのルールに乗っ取った上で選出されている訳なので大谷翔平選手は、堂々とオールスターゲームに出場すればいいはずです。ファンもそれを後押ししていいはずです。

しかしながらそれを出来ないのはなぜでしょうか?

 

答えは簡単です。

 

  • 「投手として5試合以上登板または10投球回以上」
  • 「野手として10試合以上出場または20打席以上」

 

このルールが選手自身でもオールスターに選ばれるに値しない程のレギュラーシーズンの出場機会であり、ファンも納得出来ない程のレギュラーシーズンでの露出のなさにあると思います。

では、この数値をもう少し上げて選出規定のハードルを少し上げればいいのか?と言うとそうではなく、この規定のハードルを上げようと下げようと結局大した変りはないと思います。(根拠はないです)

 

そこで私が考えた新しいオールスターファン投票システムがこちらです。

 

新しいオールスターファン投票システム

 

現行のオールスターファン投票システムから撤廃するもの、追加するものの順に書いて行こうと思います。

 

オールスターファン投票システム撤廃項目

 

まず現行のオールスターファン投票システムから撤廃する項目として以下の2点。

 

  • 「投手として5試合以上登板または10投球回以上」
  • 「野手として10試合以上出場または20打席以上」

 

こんな曖昧な出場機会数の数値は直ちに撤廃しましょう。そしてこの罰則も撤廃しましょう。

 

第86条 (出場選手の自動抹消)

オールスター試合に選抜された選手が、オールスター試合出場を辞退したとき、その選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団のオールスター試合終了直後の年度連盟選手権試合が10試合を終了する翌日まで、再び出場選手登録を申請することはできない。オールスター試合前から出場登録を抹消されていた場合も同様の扱いとする。引用:日本プロフェッショナル野球協約2016

 

こんな罰則誰も望んでいません。(まぁ過去にずるっちした人がいたから出来た罰則なんでしょうけど)

続いての話が、このエントリーの目玉!正直これをみて腰を抜かす方もいるでしょう。

 

オールスターファン投票システム追加項目

 

1軍登録期間中のみ有効票とする

 

ここまで散々引っ張っておいてこの追加するのはこの項目だけです。どうです?期待外れすぎて腰を抜かした方いるんじゃないですか?(本当に申し訳ありません)

 

しかし、決してふざけて考えたシステムではありません。大真面目に考えた結果、単純に1軍登録期間中のみ有効票とすればいいじゃないかと言う考えに至りました。このシステムが良いと感じた理由はこの1点に尽きます。

 

故障などにより1軍登録を外れている選手の投票数抑制。

 

贔屓球団からすれば故障中の選手が完治するまではオールスターに選出されずに休んで欲しいと言う気持ちから投票をセーブする動きが出ると思うので自然に故障中の選手への投票数が減っていくとおもいます。

 

反対に、贔屓球団外のファンからすれば他チームの故障中である選手をオールスターに選出させるべく毎日多くの票を投じる嫌がらせ票。もしくは贔屓球団以外あまり興味がないけれどノミネートされた選手が故障している事を知らず、ネームバリューだけで投票したノミネート票。

 

これによって選ばれた選手は、故障を押して出場するか、辞退により罰則(10試合出場不可)を受けるかの2択に迫られ、どちらにしても最悪な結果を生むことになります。

嘘のような話ですが、現行のオールスターファン投票のシステムではこんな事が可能となってしまうのです。

 

この流れを止める方法として、1軍登録期間中のみ有効票とする事で嫌がらせ票、勘違いによるノミネート票を無効に出来るのではないかと考えました。

 

もうひとつあるとすれば、いくらスター選手であっても故障でベストパフォーマンスを披露できない選手がオールスターに出ていてもつまらない点ですかね。

 

私の中でプロ野球のオールスターと言う場は、もちろん今まで功績を築き上げてきたスター選手たちが輝く場であると言う思いはあります。しかし、それだと毎年プロ野球オールスターに選ばれる選手は決まってくると思います。

 

それでは新たなスターは生まれにくいと思うのです。

 

今のスター選手がいて、その中でも輝きを放てる新たなスター選手を全国区にする場であってもいいと思います。

 

そのスター選手と言うのは、やはりその年多くの試合に出場し、かつファン投票に選出されるほどの活躍をした選手こそが相応しいと思います。それにこうゆう選手を選出させようとするのであれば組織票は大いに結構なことだと思います。

 

勘違いしてほしくないのは、今回引き合いに出してしまった大谷翔平選手がスター選手じゃない!と言っているのではありません。大谷翔平選手は球界の宝です。

 

 

ただ、そんな球界の宝である大谷翔平選手自身が複雑な心境になる現行のオールスターファン投票システムをより良いものに変えていき、今後このような選手を生み出さない為にはどうすれば良いか考えた結果の「1軍登録期間中のみ有効票」です。

 

私は、プロ野球を観戦しているだけの素人です。日ハムに魅了され、日ハムのファンではありますがプロ野球のファンでもあります。

ただファンあってのプロ野球と言う言葉があるのならば、そんなファンの意見も取り入れてくれていいのではないでしょうか?

 

今回私が考えた新しいオールスターファン投票のシステムについて、読んで頂いた方の中で賛否両論あるシステム案だと思います。

どうかこんなのダメだと粗を探す前に、大好きなプロ野球をより良いものにするために一緒に知恵を絞ってみませんか?素人の私でもこうすれば良いものになるのかな?これはどうかな?程度であれば考えることが出来ます。

それは大好きなプロ野球への思いがあるから出来ると思っています。そしてファンの声はいつか届くはずだと信じています。

 

どうかそんなプロ野球をより良いものに変えてもらい、より多くの方にやっぱりプロ野球がナンバーワンだワン!と思って欲しく今回の記事をエントリーさせてもらいました。

 

快調ハムの好ムード演出、面白すぎる新垣のこん身ギャグ― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

後半激熱過ぎて恥ずかしいくらいにプロ野球愛をぶちまけましたが、私のブログにたどり着く様なみなさんもこのくらいプロ野球が好きな人ですよね?そうと言って欲しい!