野球好きのイクメンパパ~nikupapa~

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【子育て】痙攣に失神も!?アデノウイルス胃腸炎は下痢や嘔吐だけじゃない!

こんにちは。偽イクメンブロガーのnikupapa(@FightersNon)です。野球好きのイクメンパパ~nikupapa~に訪問頂き有難う御座います。

 

かなり更新が出来ていませんでしたが、ブログをやめたわけではありませんよー!いろいろもろもろありなかなか書けていませんでしたが、これからまた更新のピッチを上げていきたいと思います。

 

久しぶりの更新となった今回は、これまた久しぶりの息子君(2歳まで秒読み♪)の話です。(日ハムネタもたっぷり用意してありますので、しばしお待ちください<m(__)m>)

 

日本がア〇ノウイルスでおかしくなる中、我が家の息子君はアデノウイルス腸炎に掛かってしまい、人生初の入院生活

腸炎になった息子君は、少しの発熱と下痢や嘔吐など胃腸炎らしい症状を見せており、お医者さんでも「お腹の風邪」と診断を受けていました。

診察してもらった事、薬を処方された事、胃腸炎だった事で少しの間可哀そうだけど薬を飲めば良くなるだろうと安心していましたが、その翌日息子君は痙攣を起し、失神し急に意識を失ってしまいました

今はすでに退院し、退院4日後に再診を受けて異常なしとの事だったので晴れて通常の生活に戻ることが出来ています。

このアデノウイルス腸炎ですが恥ずかしながら息子君がかかるまで名前すら知りませんでした。よくよく聞くと結構流行している病気のようで近所の子や私やママの友人の子もかかっていたようです。

本当にアデノウイルス腸炎について何も知らなかったのでこれを機にいろいろと調べてみました。

 

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流行中のアデノウイルス腸炎とは?

アデノウイルスには様々な種類と言うか型が存在しており、現在このアデノウイルスの方は51種類以上確認されているそうです。アデノウイルス解説ページよりその主な症状を調べてみました。

引用:NIID国立感染症研究所

呼吸器感染症

主として3型および7型による。
特に7型は重症の肺炎を起こす。乳幼児がかかることが多く髄膜炎脳炎、心筋炎などを併発することもある。だらだらと長引く発熱、咳、呼吸障害など重症になることがあり、時に致命的なことがある。

 

咽頭結膜熱(プール熱

主として3型による。
1日の間に39~40度の高熱と、37~38度前後の微熱の間を、上がったり下がったりが4~5日ほど続き扁桃腺が腫れ、のどの痛みを伴う。その間、頭痛、腹痛や下痢を伴い、耳介前部および頸部のリンパ節が腫れることがある。加えて、結膜炎症状がみられる場合、咽頭結膜熱と診断される。

飛沫感染やや糞便を介して感染する。
両目または片目が真っ赤に充血し、目やにが出る。かつて夏にプールを介して流行することがあったため、俗称としてプール熱とも呼ばれていた

現在は塩素濃度管理の徹底等によりプール水での感染は稀と考えられる。
うがい、手洗い、プールの塩素消毒などで、ある程度予防できる。
咽頭結膜熱は学校保健安全法上の学校感染症の一つであり、主要症状がなくなった後、2日間登校禁止となる。

  

流行性角結膜炎

8型、19型、37型および53型、54型、56型等の新型アデノウイルスによる。
目が充血し、目やにが出るが、咽頭結膜熱のように高い熱はなく、のどの赤みも強くはない。結膜炎経過後に点状表層角膜炎を作ることが多く、幼小児では偽膜性結膜炎になることがある。
流行性角結膜炎学校保健安全法上の学校感染症の一つで、伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となる。

 

出血性膀胱炎

主として11型による。
排尿時痛があり、真っ赤な血尿が出る。排尿時の痛みと肉眼的血尿が特徴で、これらの膀胱炎症状は2~3日で良くなり、尿検査での潜血も10日程度で改善する。

 

腸炎

主として31型、40型、41型による。
乳幼児期に多く、腹痛、嘔吐、下痢を伴うが、発熱の程度は軽い

 

調べてみて改めてアデノウイルスの種類の多さに驚いています。

そして数あるアデノウイルスさんの中から我が家の息子君が侵されたのが31型、40型、41型の内どれかのアデノウイルスさん。いわゆるアデノウイルス腸炎です。

 

しかしこのアデノウイルスどこでどうもらって来たか全然検討が付かないんですよね。

直近の息子君の行動を思い出せる範囲で書き出してみました。

 

アデノウイルス腸炎はどこでうつるの?

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アデノウイルスは経口感染(うんちやおしっこなどなど)、飛沫感染(せきやくしゃみ)と、うつってしまう経路(感染経路)が多いウイルスのようです。

 

また、感染時期について調べてみると、アデノウイルス腸炎に関しては通年と書かれていました。引用:まなこどもクリニック

 

それでは我が家の息子君はどこでアデノウイルスさんに出会ってしまったのでしょうか?

息子君は、保育園に通っていないし最近は児童館も行っていなかったので子供が多く集まる場所には、行っていなかったと記憶してます。

ただ、ショッピングモールのおもちゃ売り場や近所の子供たちとなどと触れ合う機会はありました。あ、築地にも行きました。実家にも帰ってたな。

思い出すと色々な所に連れて行ってたし、ここと言う場所の特定は難しそうですが、アデノウイルスは保育園や児童館など子供が多く集まる場所だけでなく、言ってしまえばそこら中でうつってしまうウイルスなのかもしれませんね。

 

そんなアデノウイルス腸炎になってしまった息子君ですが、ここから私の人生史上最大の恐怖体験である、息子君の症状について書いていきたいと思います。

 

痙攣に失神!アデノウイルス腸炎の恐怖は下痢や嘔吐だけじゃない!

これまでアデノウイルス腸炎について書かせてもらいましたが、主な特徴は下痢や嘔吐です。しかし、このアデノウイルス腸炎の症状である下痢や嘔吐を繰り返すことにより、脱水症状電解質の異常などを引き起こします。そして我が家の息子君はその症状により急に痙攣を起こし、そのまま意識を失い失神してしまいました。

ご家庭のお子さんが胃腸炎診断されたことで油断してほしくないので、息子君がどのような症状から痙攣、失神となったのか詳しく書いていこうと思います。

アデノウイルス腸炎になった息子君の症状

アデノウイルス腸炎になってしまった我が家の息子君の症状は、嘔吐、下痢、37.0~37.9度くらいの発熱と調べた通りの症状でした。体調の変化があった日を1日目として以後の症状について書いてみます。

1日目(下痢の症状)

  • 下痢(しゃばしゃばうんち)の症状が出て、熱を計ってみると37.9度あり病院へ。病院での診断はお腹の風邪と言う事で、特別ウイルスの検査はなく飲み薬を処方してもらうに留まります。(医者に診てもらい次の下痢まで様子見の診断を受けた事、薬を処方してもらった事もあり、私はここで油断していました)
様子の変化(1日目)
  • この時は特にいつもと違う様子はありませんでしたが、今思うと少し食欲が落ちていたように感じます。また、ママの話を聞くと前日の夜中何回も泣いて起きていたのでもしかしたら腹痛もあったのかもしれません。

2日目(嘔吐の症状)

  • 食事(夕飯)を済ませた後、いつ戻りおもちゃで遊んでいましたがここで初めて嘔吐をします。特に気持ち悪いような様子もなく、見た目は元気そのものでしたがなんの予兆もなく嘔吐をしたのでもの凄く驚きました。タイミングとしては食事を済ませて30分も経っていなかったと思います。熱は37度前半で薬が効き始めたのかなと思っていたタイミングでもありました。下痢も前日してからうんち自体していません。
様子の変化(2日目)
  • 食欲はある様でいつも通りマンマ、マンマとご飯を欲しがります。しかし、明らかに食べる量が減りすぐにご馳走様をします。また、薬を飲まそうとゼリーなどに混ぜてあげようとしたのですが、いつもならテンションマックスになるこのタイミングでもゼリーを拒否(恐らく薬が入っていることを察していたのかもしれません)。

うんちもそうですが、嘔吐した時もウイルスが含まれていますのでしっかりと掃除することで家庭内での二次感染を防ぎましょう。

 

3日目(前日に続き嘔吐の症状)

  • いつもの様に朝を迎え、朝食をとったのですがその後前日と同じようなタイミング(食後30分以内)で嘔吐。熱は相変わらず37度前半。下痢もしていませんでした(うんちが出ない)。
様子の変化(3日目)
  • 食べる量は明らかに減り、水分もいつもなら水をたくさん飲むのですが、あまり飲んでいませんでした。(飲ませようにも嫌だと機嫌が悪くなるのでどうしたもんかと手を焼いていました)その後は、いつもなら家の中を駆けずり回って遊ぶのですが、さすがにそこまでの元気は無いようでテレビを見たり、おもちゃで遊んだ、薬が効いていると思っていましたが、恐らく気怠かったのかゴロゴロすることが多くなりました。

4日目(痙攣に失神の症状)

ついに恐怖の出来事が起こります。

お昼頃、仕事に行っている私にママから電話があり、「息子君が急に痙攣を起こし、白目をむき、意識がなくなってしまった」と連絡を受けました。私は突然の話に状況がうまく呑み込めずにいましたが救急車の手配確認をし、すぐに帰るとと言い、会社を早退しました。

※突然のことで驚くかと思いますが、このような時はとにかく救急車を手配しましょう。子供は大人に比べたら圧倒的に体力が少なく、一刻を争う事態になります。

※このような時に備え、病院の連絡先など家の目立つ場所に貼っておきましょう。

お父さんも不安で焦る気持ちになると思いますが、心を落ち着け冷静に病院に向かいましょう。お父さんが事故にあってしまっては元も子です。

様子の変化(4日目)
  • 私は会社に行っていたので、ママから聞いた息子君の話によると、前日と同じように朝食後嘔吐をし、その後気怠そうにゴロゴロしていたのですが、急に機嫌が悪くなり泣き叫んで何をしても嫌々ばかりで困っていたところ、全身ガチガチになるくらいの痙攣を起こし、顔は青ざめ白目をむき、そのまま意識を失ったそうです

 

その後ママが気が動転しながらも手配してくれていた救急車に運ばれ、病院へ。

私も無事に病院にたどり着き、ちょうど診察を終えるタイミングでした。

診断としては、アデノウイルスによる胃腸炎で胃腸炎による脱水症状および電解質のバランスが崩れたことによる痙攣、失神と伝えられました。

再び痙攣、失神を起こす確率が8%ほどあり、食事の量も減っていた事から2~3日の入院が必要に。

入院はママが同伴で泊まれ、点滴で栄養を補てん出来ることもあったので正直ほっとしました。しかし、再び痙攣、失神を起こす確率が8%程度というのは私の感覚では高い数値だと思っていたので退院出来るまでは常に不安な気持ちでした。

 

今ではすっかり元気な息子君

この出来事は6月下旬から7月上旬のに起きたことで、今ではすっかり元気になり近くの川がある公園で水遊びをしたり、以前以上に元気になって日々過ごしてくれています。

そして息子君もいよいよ2歳になります。やることなすこと全てにおいて日々パワフルになって行き、言葉もたくさん覚え、これまでより多くのコミュニケーションを取れるようになって来ました。

2歳と言うとよく聞くのが「魔の2歳児」であり、それはもう一番手を焼く時期として有名な時期です。

 

www.ikupa-pa.com

 

息子君も例に漏れず、しっかりと手を焼かせてくれますが、日々成長している姿を見せてくれているのがたまらなく嬉しいです♪ 

今回アデノウイルス腸炎からの痙攣、失神で正直最悪なケースを想像していた事もありますが、これまで以上に息子君への愛が深まり、日々全力で過ごしてくれている息子君に対して私も全力で応えられるように息子君、家族を愛していこうと思います。

 

皆さんもお子さんだけに限らず、ちょっとした風邪や体調不良だと思わずに調子が悪い時は病院でしっかり診察してもらいましょう。そして何より普段から体調管理に気を使い、外でウイルスをもらってこないよう予防などもしっかりしていきましょう。